2歳前後の子どもは「魔のイヤイヤ期」ともいわれ、あれもこれも「イヤ!」「やだ!」「しない!」ばっかりで、パパママも困ってしまいますよね。特に写真撮影をしたい時は、じっとしてくれなかったりカメラを見てくれなかったりして、うまく撮れないこともしばしば。
しかし、イヤイヤ期でも記念の写真はしっかり残したいものです。そこで今回は、イヤイヤ期の写真撮影を成功させるコツを紹介します。大切なのは、イヤイヤといっている子どもの気持ちに寄り添ってあげること。
なぜイヤイヤ期があるのかを知っておけば、パパママもうまく対応できるかもしれません。バースデーフォトや七五三、家族写真など、いろいろな撮影シーンで子どもの「イヤ!」に困ったことがある人は、ぜひ参考にしてくださいね。
2歳前後のイヤイヤ期はどうして訪れる?
子どもが2歳くらいになるとイヤイヤ期に突入し、毎日が大変だと感じるパパママも多いはず。そもそもなぜイヤイヤ期が訪れるのでしょうか?その理由を知っておきましょう。
イヤイヤ期があるのはどうして?
イヤイヤ期の写真撮影を成功させるためには、まずイヤイヤ期がなぜあるのかを理解しておくことが大切です。そもそもイヤイヤ期は子どもが成長して脳が発達し、自我が目覚めたことから起こるといわれています。
自分がやってみたいことや気持ちの主張が大きくなるのがポイントです。イヤイヤ期の子どもは何でも自分でしたいという気持ちがある一方で、まだまだ上手にできないことも多く、言葉でもうまく伝えられません。そのもどかしさから「イヤ!」「やだ!」といった拒否の返事になってしまうようです。
イヤイヤ期は成長の証!
自我が芽生えたイヤイヤ期は子どもの成長の証でもあります。このイヤイヤ期をパパママがしっかり受け止めてあげることで、自己肯定感が高まり、子どもが自信を持てるようになるといわれています。そんなイヤイヤ期は2歳前後ではじまり、3~4歳くらいまでには自然と終わっていることが多いようです。
イヤイヤ期の最中は、パパママも困ったことばかりで辛いと感じることがあるでしょう。しかし長い子育ての中ではわずかな期間ともいえます。そのため、今だけと割り切り「これも成長の証!」と思って相手をしてあげる方が、パパママの気持ちも軽くなるのではないでしょうか。
イヤイヤ期の写真撮影では、成功させるためのポイントがあります。子どもの気持ちに寄り添い、事前準備をしておくことが大切です。そのポイントをまとめました。
【1】子どもの気持ちに寄り添って
イヤイヤ期の「イヤ!」には、子どもなりの理由があるはずです。自分でしたいことがあるけれど自分だけではできない、言葉でうまく伝えられないといったもどかしい気持ちが「イヤ!」に繋がります。そのため、パパママはなぜ子どもが「イヤ!」といっているのか、その理由や気持ちを理解して寄り添ってあげることが大切です。
頭ごなしに否定したり叱ったりせず、「これがいやだったね」「これがしたかったんだね」と共感してあげると、子どもも気持ちをわかってもらえたと安心できて、気分が落ち着くかもしれません。
【2】写真撮影の事前準備はしっかりと
イヤイヤ期の写真撮影は、事前の準備が大切です。当日いきなり「写真を撮るよ!」といわれても子どもは気持ちが追い付かず、イヤイヤになってしまうことも。まずは、写真撮影をすることを事前に話しておき、「こんな素敵な服を着るよ!」といったように楽しいイベントであることを伝えておきましょう。
パパママと一緒に気持ちを盛り上げて、撮影当日を楽しく迎えられるようにすることが大切です。また、衣装やカメラに慣れさせたり、前日はたっぷり睡眠を取って寝不足にならないようにしたりとしっかり準備しておきましょう。
【3】撮影当日は時間に余裕を持って
撮影当日はパパママがバタバタしてしまわないように時間に余裕を持っておきたいもの。特に七五三などのイベントはスケジュールも決まっていて、時間がなくなると焦ってしまいます。そんな時に子どもが「イヤ!」と言い出したら、パパママもついイライラしてしまうかもしれません。
大人があわただしい様子だと子どもも不安になってしまい悪循環になる可能性も。時間に余裕があれば、子どものイヤイヤにもじっくり付き合ってあげることができ、パパママもイライラせずに済むのではないでしょうか。
イヤイヤ期の写真をうまく撮る3つのテクニック
イヤイヤ期でも写真撮影を成功させるためのテクニックを紹介します。おもちゃやおやつを用意しておいたり、スピーディーに撮影したりとちょっとしたことに気をつけるだけで、子どもの「イヤ!」に向き合いながら素敵な写真を撮ることができるはずです。
【1】好きなおやつやおもちゃを用意
写真撮影中のイヤイヤには、子どもの好きなおやつやおもちゃで乗り切りましょう。ラムネのようなパクっとひと口で食べられるお菓子なら、撮影中でも口に入れておけるかもしれません。また、お気に入りのおもちゃがあれば、撮影時の気分転換にもなるのではないでしょうか。
おもちゃはいくつか用意しておくと、飽きずに楽しめますね。おやつやおもちゃは撮影時だけではなく、待ち時間の気分転換にもなるので、特にフォトスタジオなどでの撮影の場合はぜひ準備しておきましょう。
【2】声の掛け方を工夫する
イヤイヤ期の子どもを撮影する時は「こっち見てー!」「にっこりー!」といった声掛けをするより、手に持っているおもちゃを指して「それ見せてー」と頼んだり、「こっち見てみて~!」と気を引いたりしてうまくカメラの方を見る声掛けをしましょう。パパママの上手な声掛けで素敵な写真が撮れるようになるはずです。
【3】手早く撮影すること
写真撮影が長時間になるとイヤイヤ期でなくとも、子どもは疲れて飽きてしまいます。他のことをしたくなって撮影しにくくなる可能性も。そのため、なるべくスピーディーに撮ることが大切です。
家族写真の場合は、子どもを撮影したい場所まで移動させるより、パパママが子どものいる場所に行って撮るのも1つの方法です。
イヤイヤ期に向き合うコツをつかんで素敵な写真を撮ろう
今回はイヤイヤ期の写真撮影を成功させるコツについて紹介しました。2歳前後で訪れるイヤイヤ期は、写真もうまく撮りにくいもの。そんな時は子どもの気持ちに寄り添って、まずは安心させてあげましょう。おもちゃやおやつで気を紛らわせたり、スピーディーに撮影したりしてうまく乗り切ることが大切です。
イヤイヤ期の写真をうまく撮るコツがわかったら、写真館やフォトスタジオでプロに撮影してもらうのはいかがでしょう。愛知県名古屋市・長久手市で七五三やバースデーフォトを撮るなら、スタジオマイハウスへぜひお越しください。
貸し切り型スタジオなのでイヤイヤ期のお子様に向き合いながら素敵な写真を撮ることができます。気になる方はぜひ、スタジオマイハウスのサイトを覗いてみてくださいね。